このバージョン(2012/04/28 14:54)は草案です。
承認件数:0/1

eclipse+StatET

Rである程度まとまった量のスクリプトを書こうとすると,RGUI付属エディタではちょっとしんどい.更新後,保存前にクラッシュして涙目になった人も多いはず.まだの人も悪いことは言わないので,外部エディタを使いましょう.

統合開発環境のEclipseを使うと,コードのハイライトや入力補完,整形など色々便利な機能が使える.少々大袈裟なきらいはあるけれど...

インストール方法

エクリプスはPleiades All in One 日本語ディストリビューションhttp://mergedoc.sourceforge.jp/)を使うと楽.

  • 公式サイトhttp://www.walware.de/goto/statetからStatETをダウンロードし,適当な場所に解凍する.
  • エクリプスの実行ファイル(eclipse.exe)と同じフォルダにあるdropinsフォルダに解凍したフォルダ(site-statet-00.07.02)を移動する.
  • ヘルプ>ソフトウェア更新からインストールする.proxy設定が必要であれば,ウィンドウ>設定>一般>ネットワーク接続で設定する.

参考サイト

http://kaiseki.ori.u-tokyo.ac.jp/~katukawa/R/eclipse.html

http://d.hatena.ne.jp/kompiro/20080707/1215405679

初期設定

Rコンソール実行構成の作成

  • 実行>実行構成を開き,R コンソールを右クリックし新規を選択し,Rコンソール実行構成を作成する.
  • 構成の名前は適当に決める
  • R ConfigタブのR Environmentの構成を選択し,StatET>R相互作用>R EnvironmentsにRのホームディレクトリ(僕の場合C:\R\R-2.8.1)を指定する
  • 共通タブお気に入りメニューに表示>実行にチェックを入れ,実行メニューにショートカットを作成する
  • メインタブLanunch typeをRtermに設定し,Options/Arguments–ess–internet2–max-mem-size=2000Mを追加する 補足:essオプションはStatETとRを連携させるため(っぽい)は不要,プロセス確認したら自動的に付いていた.internet2オプションはproxyを使うため.max-mem-size=2000MはRで使うメモリの最大値を指定する(ただし,メモリサイズはPCのスペックによるので,適宜変更のこと).

dviビューアの設定

ウインドウ>設定>Texlipse>ビューア設定>新規

ビューア名: dviout
ビューア・コマンド: C:\tex\dviout\dviout.exe
ビューア引数: %file -1 "# %line %texfile"

パースペクティブを作成

ウインドウ>パースペクティブを開く>その他からStatETを選択すると,メインウインドウ右上にStatETパースペクティブを開くアイコンが追加される.

基本的な使い方

  1. 実行ボタン(オーディオの再生ボタンみたいなボタン)の横にあるドロップダウンボタンからRコンソール実行構成の作成で作成した構成を選択し,コンソール(Rターミナル)を立ち上げる
  2. スクリプトはエディタに書く
  3. 実行する

エディタで入力前,あるいは入力中にCtrl+Spaceを押すとオブジェクトや関数の補完入力候補がポップアップする.

Ctrl+R R選択中のコード(未選択の場合はカーソルのある行)をコンソールに送り,コンソールにフォーカスする
Ctrl+R Ctrl+R選択中のコード(未選択の場合はカーソルのある行)をコンソールに送る.フォーカスはエディタのまま
Ctrl+I選択範囲(未選択の場合はカーソルのある行)のインデント(字下げ)を行う
memo/r/statet.txt · 最終更新: 2016/07/17 04:22 (外部編集)
Driven by DokuWiki Recent changes RSS feed Valid CSS Valid XHTML 1.0

- Rental Orbit Space -